基本
詰将棋
▶学習する上でのコツ
①まずは、一手詰めから初めて短手数で確実な詰みの形を覚えましょう。
②慣れてきたら目安として、平均して5分以内に解ける手数の詰め将棋に取り組みましょう。
③そして問題が解けたら、そのまま次の問題に取り組まずもう一歩踏み込んで読みを深めましょう。
具体的に言うと、詰み以外の詰まない筋すべてがなぜ詰まないのかを読み切る訓練をしましょう。
数をこなすことよりも、1つの問題で考えられるすべての王手を読みこむことが大切です。
▶解く上でのコツ
(1)詰みの形を意識する
例えば、この駒が無ければ詰むとか、飛車を引くと一間龍の形になるなど 最終的に詰みそうな形を意識します。 そうすれば、どの駒を使って詰ませるかなど見当を立てることができる。
(2)玉の位置を考える
玉将には、絶対に行かせてはダメな場所と是非行かせたい場所の2種類があります。 一般的には玉将を隅に追い込んでいくと捕まえやすくなり、上に逃がすと捕まえにくくなります。 逃げられたらいやな筋があるなとか、玉方のこの駒がなければ詰むのにななど想像しながら見当する。
(3)持ち駒を意識する
例えば、三手詰めで、持ち駒が二枚あれば盤上の駒を動かすことはありません。 また、持ち駒に歩があれば最後に歩を使うことはありません。反則(打つ歩詰め)になってしまうからです。 そうすると、歩は先に使わなければならないななど、想像力を掻き立てます。
(4)5分わからなければ答えを見よう
5分以上かけても解けない問題は沢山あります。 しかしそれ以上長く考えても答えがひらめくことは少ないでしょう。 そんな時は、5分を目安に諦めて答えを見ましょう。 答えが分からなかった問題は何度でもチャレンジしてすぐ解けるようにしていけば問題ありません。